「人生に対する答え」大切なものほど手がかかり時間もかかる「ガーデニング」になぞらえて

ミズライフカラーの色彩心理学・アートセラピー講座

ミズライフカラーでは、アートの事業において、関連の講座を企画・運営しています。

 

2008年より開講の色彩心理学講座およびアートセラピー・ワークショップでは、2,000名様を超える方々に受講いただいております。

 

現在では、運営する美エイジング®協会にて拠点の九段下を中心とした都内、および千葉市内にて開講しています。


先日はリフォーム施工の法人様より講師ご依頼をいただき、弊社代表・桜井が登壇いたしました。

テーマは「ガーデニング」。

 

色彩が心理に及ぼす影響と効果をお伝えし、後半では弊社デザインのオリジナル・セラピーぬり絵のガーデニングに沿った図柄をご体験いただくワークショップと言う2部構成で、弊社・美エイジング®協会ならではの参加型の講座構成です。 

アートセラピーで心のアンチエイジング
40名ご参加の方々にご挨拶させていただきました

アートセラピーにおける、ぬり絵デザインの意味・製作過程について

オリジナル・セラピーぬり絵の絵柄については、講座テーマ「ガーデニング」より、尊敬する英国のガーデナー、ターシャ・テューダさんへのオマージュとしてデザインしました。

 

オリジナル・セラピーぬり絵のデザインだけでも、実はひと月ほどの時間を要します。

心理が表れやすいシンボリックな図柄を考案・製作しているためです。

 

アイデアを形にし、実際に彩色してみて使い心地を確認します。さらに数名の方にモニタリングを実施し、レビューを確認。

その後にワークショップご参加の一般の方にご利用いただき、販売へと進めています。 

心のアンチエイジングにアートセラピーを活用するミズライフカラー
イタリアンレストランを貸し切りにて開講、色彩心理学に関心の高い方々

シニアの生き方とは・アートに人生を重ね、想いを深める時間

ヒトのこころに触れる時間は、とてもデリケートなものです。

 

オリジナル・セラピーぬり絵のデザインは教示(心理学での最初の言葉がけ、テーマ性)についても臨機応変に対応できる図柄・多様性のあるモチーフとなるように、デザインや構成の微調整を行い、使用を可能としています。

この日ご参加の方々はガーデニング歴が長く、好きな花や草木も、自然のもとでの法則性を基本にしつつ、ありのままを活かしたナチュラルな姿を望まれています。

 

いわゆるガーデニング上級者といわれる方々は、庭における自らの失敗と成功体験からも、色彩の持つパワーに着目されています。

 

ガーデニングにおいても、限りあるスペースを最大に活かすために色彩心理学も学び、色彩の構成力が必要とされています。

講座ではガーデニングを人生に重ね、本当に大切なものは時間がかかるものであることをお伝えしました。

色彩心理学では、「好きな色について、ご自身にとっての意味・解釈」を知ることで、効果ある草木花を選択する審美眼を育成することが可能に。

 


色彩表現(出来上がったアートセラピーの作品や、自身の庭)を媒介として、コミュニケーションはより豊かになります。

 

花咲き実りある時間を迎えるためには、ガーデニング同様に、時間が必要です。

そのことを充分にご理解いただいている40代からシニアの方々は、日々こころを耕しート表現を行い、成熟させていくなかで、美しいエイジングをきちんと深めているのです。